飲み込んでしまいかねない小さな義歯は作らない方がいい!?要介護の方の欠損歯への対応

胃瘻をされている要介護の方などで入れ歯をうっかり飲み込んでしまうという事例があるようです。

特に1歯や2歯分の小さいサイズの入れ歯を使用されている方は、入れ歯が小さいため入れ歯を誤って飲み込んでしまうということが起こりやすいと考えられます。

歯1本や2本分の欠損があった時の治療法としては、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つが考えられます(欠損の場所や状況によっては適応できない治療法もありますが)。

ブリッジやインプラントは取り外しできない固定式(セメントやスクリューなどで固定)のものですが、入れ歯は着脱式のもののため、予期せず口の中で外れて飲み込んでしまうということが起こりえるのです。

↑ブリッジ(セメント固定)

↑入れ歯(着脱式)

入れ歯が外れても通常であればうっかり飲み込むことは少ないですが、要介護状態の方や胃瘻をされている方は口腔の機能が低下していることがあり、うまく入れ歯を吐き出せずに飲み込んでしまう可能性が高くなります。

対策としては、小さい入れ歯は使わないようにする、または入れ歯の金具が反対側にも伸ばしたような飲み込みにくい大きさの入れ歯を使うようにするなどが考えられます。

↑左右を連結させた入れ歯

状況により様々な対応法がありますので、入れ歯を飲み込んでしまいそうで不安という方はご相談ください。

 

よしざきファミリー歯科
〒662-0863 西宮市室川町10-27-1F
診療時間 9:00〜13:00 14:00〜18:00
休診日 水曜日・日曜日・祝日
℡0120-12-8020
HPはこちら