抜歯しないといけない歯を虫歯のまま長い間放置している人はいないでしょうか。
虫歯が広がってしまうと、もともと簡単だったはずの抜歯が難症例になってしまうことがあります。
どういうことなのか解説していきます。
抜歯の時にはヘーベルという器具を使って抜歯をすることが多くあります。
↑へーベル
へーベルを「歯」と「歯を支える骨」とのすき間に入れていくことでクサビの原理で歯を抜きます。
このヘーベルが歯と骨のすき間にうまく入るか入らないかで抜歯の難易度が大きく変わります。
虫歯が無かったり、虫歯が小さい歯はヘーベルがすき間に入りやすいのですが、虫歯が大きく歯茎の下まで進行しているような場合は、歯と骨のすき間にヘーベルが入りにくくなります。
そのため抜歯の難易度は難しくなり、歯を抜くのに歯茎を切開したり骨を削ったりする必要が出てくることがあります。
麻酔が効いたら抜歯に5分もかからないような上の親知らずが、虫歯で歯がボロボロになり歯根だけの状態になることで、抜歯に1時間かかるようなこともあるのです。
こういったことにならないためには、虫歯が小さいうちに早めに治療を済ませてしまうことが大切です。
しばらく歯医者に行っていないという方は早めにご相談ください。
よしざきファミリー歯科
〒662-0863 西宮市室川町10-27-1F
診療時間 9:00〜13:00 14:00〜18:00
休診日 水曜日・日曜日・祝日
℡0120-12-8020
HPはこちら