親知らずの抜歯を楽に済ませたい!親知らずを抜くのにベストな時期は?

親知らずは通常上下左右の一番奥にそれぞれ1本ずつ計4本あります。人によっては親知らずが少ないまたは全くないという人もいます。

親知らずは何らかの症状を起こす原因となることがあり、抜いておいた方がよい場合が多くあります。

(当ブログ内「親知らずの抜歯、どんな時に必要?」で解説しています)

目次

親知らず抜歯の難易度

親知らずを抜くのは大変なイメージがあるかと思いますが、親知らずの場所、深さ、歯の形、年齢などによって難易度は大きく異なります

特に抜歯が簡単なのは、上顎の親知らずで、歯が歯茎の上に出ており歯の根っこの形も複雑でないものです。5分もかからずに抜けることが多く、抜歯後の痛みや腫れも少ない傾向があります。

一方で抜歯が難しいのは、下顎の埋まっている親知らずです。歯茎の切開や骨の切削が必要なことが多く、抜歯後の腫れや痛みも強く出やすい傾向があります。また、下歯槽管と呼ばれる神経・血管が下顎の親知らずの近くを走っていることがあります。その場合は抜歯後に神経麻痺が発生するリスクもあります。

↑下顎の埋まっている親知らず

親知らずを抜くのにベストな時期は

場所によって抜歯の難易度が異なる親知らずですが、親知らずを抜くタイミングとしてはいつ頃が一番良いのでしょう。

親知らずは一般的に年齢が若い時の方が抜きやすいことが多いです。

若い時は親知らずとその周りを囲む骨との隙間が比較的広く、親知らずの根っこが未完成のこともあるので、歯が動きやすいのです。しかし、年齢を重ねるにつれて骨との隙間が狭くなり、歯の根っこも完成するため、歯は動きにくくなり、抜きにくくなってきます。

ただし、若い時の方が抜きやすいと言っても、親知らずがまだ全然生えてきておらず深い位置にある場合は抜歯が大変なため、抜歯しやすい時期を見計らう必要があります。

親知らずは妊娠中のトラブルの原因になることも

女性の場合、妊娠・出産を経験することがあると思いますが、妊娠中は歯を抜くことが難しく、症状があっても薬を使いづらいという状況になります。

そういった妊娠中のトラブルを避けるためにも、症状が出るリスクがある親知らずについては、妊娠前に歯を抜いておいた方がよいかもしれません

 

以上、親知らずの抜歯をいつ行うのが良いかについて説明しました。

親知らずを抜いた後は腫れたり痛みが出たりすることが多いですので、社会人の方は仕事が落ち着いている時期、学生の方であれば、夏休みや春休みを活用して早めに抜歯を済ませてしまうのが良いでしょう

抜歯後に気をつけていただきたいことはこちらで解説しています。

歯を抜いた後はどんなことに注意したらいい?気をつけたい7つのこと

親知らずの状態は人それぞれですので、親知らずをまだ抜いていないという方はぜひ一度ご相談ください。

 

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