歯科医院に行ったときに診療台(歯科ユニット)にコップを置いたら水が出ますよね。あの水って飲んでも大丈夫なんでしょうか?
結論から言うと、歯科ユニットから出る水は水道水ですので基本的には安全です。
しかし、歯科ユニットの中の給水管内で細菌が繁殖していたら・・・安全とは言い切れません。
今回は歯科医院の水の安全性と当院の取り組みを紹介します。
目次
水道水の安全性はどのように保たれているか
日本の水道水は世界最高レベルの安全性があり、水道水を飲んで食あたりを起こしたという人はほとんどいないのではないのでしょうか。
水道水は皆さんもご存じの通り、微量の塩素を入れることによって安全性が保たれています。各家庭の蛇口から水が出る時点で一定の「遊離残留塩素濃度」が保たれていることで、水道水の中で細菌が繁殖せずに安全な水が供給されるのです。
歯科ユニットから出る水の安全性は
歯科ユニットから出る水は水道から引いてきたものなので基本的に安全ですが、給水管内で細菌が繁殖していた場合は安全とは限りません。
給水管内の微生物汚染の原因として、夜間などの給水停止時に管内に滞留している水道水中の遊離残留塩素濃度が時間の経過とともに低下することで細菌が繁殖しやすくなると考えられています。
実際に多くの歯科ユニットで、国が定めた水質管理目標設定項目の目標値を上回る細菌が検出されてしまっているようです。
当院の取り組み
当院では治療に使用する水にも配慮し、衛生的な治療を提供できるように、「ポセイドン」という機器を導入しています。
↑ポセイドン
機器の詳細はこちら
https://selfmedical.jp/product/poseidon/
この機器により遊離残留塩素濃度を補正し、歯科ユニットの給水管内での細菌の繁殖を抑えることができます。
当院では院内感染対策のため徹底した衛生管理を行っています。安全で衛生的な治療を希望される方はぜひお越しください。
よしざきファミリー歯科
〒662-0863 西宮市室川町10-27-1F
診療時間 9:00〜13:00 14:00〜18:00
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