子供の歯(乳歯)が生えそろってから、大人の歯(永久歯)はいつ頃生えてくるのでしょう。そして、永久歯が生えてくるときには気を付けておきたいことがあります。
今回は永久歯が生えてくる時期について解説します。
永久歯が生えてくる時期は?
個人差はありますが永久歯はおよそ6歳ごろに生え始めます。
6歳臼歯ともよばれる「第一大臼歯」が乳歯のさらに一番奥に生えてきます。
同じく6歳ごろには下の前歯が生え変わり始めることが多いです。
歯の生え変わりは6歳ごろに始まり、12歳ごろまで続きます。親知らず(第三大臼歯)を除くと、第二大臼歯が11~13歳ごろに生えて永久歯が生えそろいます。
永久歯が生えてくるときに気を付けておきたいこと
生えてきたばかりの永久歯は石灰化度が低く、歯の質がまだ十分に成熟していない状態です。歯は唾液に含まれるミネラルなどによって再石灰化を繰りかえし、歯の質が成熟していくのです。
生えたばかりの永久歯は十分に成熟していないことから、むし歯には弱い状態になっています。この時期に永久歯に汚れ(プラーク)がたまった状態が続くと、むし歯になってしまうリスクが高いのです。
そのため、生えたての永久歯は特にプラークが溜まらないように気を付ける必要があります。
生えたばかりの永久歯を強化する方法として、フッ素塗布が有効です。
フッ素はむし歯を予防する成分として、一般的な歯磨き粉にも含まれています。歯科医院では歯磨き粉に含まれるよりもさらに高濃度のフッ素を塗布することができます。
永久歯が生えてきたなと思ったら、歯科医院でフッ素塗布を受けるのがおすすめです。当院でもフッ素塗布を行っておりますので、ぜひご利用ください。
よしざきファミリー歯科
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