【学会ガイドライン】入れ歯の洗浄剤は使ったほうが良いのか?入れ歯洗浄剤の効果的な使い方

入れ歯を使っている方は、入れ歯を清掃するときに入れ歯洗浄剤を使っている方もいるかと思います。入れ歯洗浄剤はどのように使用するのが効果的なのでしょう。

日本義歯ケア学会より、入れ歯洗浄剤の使用に関するガイドラインが出ていますので、こちらのブログで紹介したいと思います。

目次

入れ歯はなぜ清掃する必要があるのか

入れ歯を使用すると、入れ歯には食べかすだけでなく、目に見えない微生物が多量に付着します。少し時間が経てば微生物が増殖してプラークと呼ばれる細菌の塊が形成されます。

このプラークがあることで、口腔粘膜に炎症を起こしたり、口臭の原因になったりします

汚れた入れ歯にはカンジダと呼ばれるカビの一種が繁殖することもあり、カンジダが繁殖すると歯茎がヒリヒリするなどの症状が出ることもあります。

そのため入れ歯は使用するたびにこまめに清掃することが必要です。

入れ歯洗浄剤は使った方がよいのか

ガイドラインでは、入れ歯洗浄剤を使用することにより義歯清掃効果が高くなることが明記されています。

入れ歯洗浄剤を使用することにより、微生物によるプラーク形成を防止し、殺菌効果が高まります。

入れ歯洗浄剤の効果的な使い方

入れ歯洗浄剤を単体で使用しても一定の効果は得られますが、より効果を高めるには入れ歯洗浄剤と入れ歯用ブラシとの併用が勧められています

義歯にプラークが付着していると入れ歯洗浄剤が十分に浸透しないため、入れ歯用ブラシで先にできる限り汚れを落としてから、入れ歯洗浄剤を使用するようにしましょう

 

以上、日本義歯ケア学会のガイドラインより、入れ歯洗浄剤の効果的な使い方を紹介させていただきました。

さらに詳しい内容を知りたい方はガイドラインをご覧ください。

http://www.jdenturecare.com/_userdata/guideline/consumer.pdf

 

よしざきファミリー歯科
〒662-0863 西宮市室川町10-27-1F
診療時間 9:00〜13:00 14:00〜18:00
休診日 水曜日・日曜日・祝日
℡0120-12-8020
HPはこちら